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20代男性におすすめ!スーツブランドと着こなしのコツ

スーツの似合う男性

「おっさんくさい」着こなしにならないために

日本においてスーツ文化が始まったのは、鎖国がとかれた明治維新以降からとされています。
しかし明治維新後もしばらくは正装として和装を続ける人が多くいたことから、一般市民にまで定着をするようになったのは大正期に入ってからとされています。

スーツそのものが発生したのは15~16世紀のヨーロッパのことで、18~19世紀頃に正装としてデザインや種類が数多く派生しました。

そうした事情から遅れて文化として入ってきた日本国内では独自のスーツ文化が形成されるとともに、デザイン性で大きく遅れをとることになってしまいました。
スーツの着こなしは意外に難しく、量販スーツをそのまま着ていてしまってはスマートに着ていくことができません。

日本独特のスーツ文化と言えるのが、真夏や真冬を含めた一年中同じ服装をしていなければならないというもので、それがデザイン性よりも動きやすさを重視する傾向となってしまいました。
今も中年以降の世代では体型に合わないダブダブ、ブカブカなものが着用されています。

こうしたブカブカスーツはバブル期くらいに悪い意味で流行したものですので、若い世代でそうした大きめのスーツを着用していると「おっさんくさい」見た目になってしまいます。

細身のイタリアンタイプがおすすめ

おそらく多くの男性が初めて自分のスーツを作るのは、就職活動におけるリクルートスーツではないかと思います。
新入社員として勤務をし始めるときにも、そのスーツをしばらくは使い続けることも多いでしょう。

しかし毎日の仕事にスーツを着用する場合、最低でも2~3着、Yシャツを5~6着持っておくことが望ましくなります。
そこで2着目、3着目を購入する場合におすすめをしたいのが「スーツセレクト」や「ザ・スーツカンパニー」などリーズナブルな価格帯で若者らしいデザインのスーツを作ることができるブランドです。

初めてのリクルートスーツを作るときにもおすすめであり、量販店などで販売されている1万円で2着といったものとは異なる、ワンランク上の着こなしをすることができます。

よく「スーツにお金をかけないと仕事ができないように思われる」といった言説が聞かれますが、はっきり言って若いうちはブランドものにこだわる意味はなく、それよりもスーツに使われている生地の特徴や仕立ての良し悪しがわかるようになる方がずっと大切です。
スーツにお金をかけるなら、スーツよりむしろ靴選びにこだわった方がよいと言ってもいいくらいです。

最後に、着用するときにはきちんと試着をして体にフィットするサイズ感を大切に作るようにしましょう。
特に最近はスーツ用パンツに細身のものが流行しているので、きれいなシルエットが出るものにしたいところです。