会話のネタを探す方法
会話が続かないという悩みには
営業など人と接することが多い仕事をしていると、雑談をするための能力がかなり頻繁に求められます。
「雑談力」ということがビジネススキルのキーワードになっていることも多いように、初対面やそれに近い人と打ち解けるためには、いかに実務と直接的に関係ないことを楽しく話すことができるかということが重要な能力になってきます。
とはいえそうした会話は慣れないうちは自分からは何をどう切り出せばよいかがわからず、つい何度も沈黙が生まれてしまうということもよくあります。
雑談が苦手という人は最初のうちはあまり自分から何もかも話そうとするのではなく、まず会話の糸口になりそうなことだけおさえてあとは上手に相手に話を振るようにするということを心がけていきましょう。
会話の糸口となることの基本
無難な会話の糸口として代表的なのが「天気」です。
「最近寒くなりましたね」や「今年は雨が多くて大変ですね」といった誰でも知っているようなことでも、話の最初の切り出し口としては十分効果があります。
また天気に関するちょっとした知識があるとそこから相手からの話を引き出し、膨らませていくことができます。
例えば「先日二重の虹が出たってニュースがありましたけど、あれって内側と外側で色が逆向きなんですってね」といったほんのちょっとしたきっかけがあると相手から「へえ、そうなんですか。そういえば・・・」といった返しを期待することができます。
気をつけたいのがそうした豆知識を切り出すときにはこちらの話があまり長くならないようにするということです。
いくら珍しい豆知識でも直接仕事などと関係ないことをうんちくとして長話されるのは相手にとってあまり気持ちよくないもの。
逆に向こうが言い出してきたらそれがチャンスなので、仮に知っている知識でも「なるほど!」とうなずいて相槌をうつようにすれば好感度が一気に高まります。