「気づかい」ができる人は最強である
「気づかい」ができる人は最強である
異性・同性に関わらず、一緒にいるとき、ふとした瞬間に「あ、この人すごい!」といったことを感じることがあると思います。
それは自分が感じていることや、思っていることを察して行動をする「気づかい」ができる人では無いでしょうか。
仕事においても、家庭においても、恋愛においても、好まれる行為で、それを態度や言動など些細なしぐさから相手に伝えることができるものです。
そんな「気づかい」ができる行動とはどういうものかをご紹介する前に、先ずはやってはいけないNGな行為からお伝えしていこうと思います。
NGな行為
よくおかしがちな人間関係の間違いとして、相手から尊敬を得ようと自分の自慢話を延々と続けたり、他人の行動や間違いを細かく指摘して自分の正しさを伝えようとすることがあります。
しかし、実際のところそうした行動はむしろ自分の評判を落とすだけで、ほぼ効果は無いといってよいでしょう。
他人からの評価は自分から「自分のここがすごいんです!」といった売り込みで得られるものではなく、逆に自分がほとんど意識もしていなかったようなところを他人が見て、自然に判断されていくようなものです。
恋愛で当てはめてみると、相手からよく思われるようになるためには、まず自分の普段の言動や発言で品格を落していないかということを、内省しなければなりません。
品格を落とすようなNGな行為をしない努力を、ひとつずつ潰していくことから始めることが重要なのです。
こうしたことはすぐに効果が出るというものではありませんが、そうした自分自身への戒めと努力は確実に自分の評価を高めることにつながっていくはずです。
出し抜けのあまえは禁物
相手との距離が近くなるとどうしても「このくらいのことは許してもらえるだろう」といった甘えが出てきてしまうものです。
小さい約束破りが何度も続いていくと「どうせあいつは約束も守れないから」といつしか大きな仕事やお願いも任せてもらえなくなってしまうように、人が離れていってしまします。出し抜けにあなたがあまえてしまうことで、それまでの信頼関係が崩れてしまう可能性は高くなります。
恋愛でも慣れてきてからあまえられるまでの時間を見誤らないように気をつけなければいけません。
あざとい考えはしない
重要なのはいちいち「これをすれば好かれるだろう」といったあざとい考えを捨てて、まずは自分がすべきことを決めてそれを裏表なく実践してくようにするということです。
「あざとい」には
- 抜け目がなく貪欲である。あくらつだ。
- 小利口だ。思慮が浅い。
という意味があります。
異性にも、「あざとい」行為へのイメージには計算高い、ずる賢い、性格が悪いなどのマイナスイメージが強くあります。
自分が思っているよりも「あざとい」考えはあいてによく伝わってしまうものなのです。
ありがとうと言う気持ちを省かない
「ありがとう」と素直に御礼を言えることも大切です。
バレンタインのプレゼントを貰ったら義理であってもホワイトデーにはしっかりお返しをするという気遣いに女性はときめくのです。
参考:ホワイトデー2022の通販|大丸松坂屋オンラインショッピング
言葉で伝えることももちろん大事ですが時にはプレゼントも一緒に渡して感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
プレゼントを選ぶ際、普段から相手の好きなものや、気になっていることなどを反映させたプレゼントの方がグッと相手に気持ちが伝わるでしょう。
「気づかい」ができる行動とは
周囲から好印象を持ってもらえる人の最も大きな特徴と言えるのが「細かい気づかいができる」ということです。
気づかいといっても言われずにものを出したりするような先回りではなく、もっと基本的な礼儀の部分が重要です。
- 例えば毎日きちんと挨拶をすること
- 場所や相手との立場・距離に適した言葉をかける
- 落ちている気になるゴミや、煩雑になったロッカーを片づける
などという誰もがやっていて当たり前のことを進んでできることです。
- また小さな約束をきちんと守るとか
- 相手がさらっと言ったことをちゃんと覚えている
ということもまた、他人からの評価を得られる行為になります。
仕事で言うならいつまでにやっておくということになっていたことを確実に実行したり
待ち合わせには必ず遅れないようにするといっりすることです。
*関連記事:コミュニケーションと挨拶
見えない所でこそ気づかいをする
就職活動などでは面接をするときには面接会場よりも外で待っている時の方が重要といったことをよく聞きます。
実際、面接をしている最中こそまじめそうに振舞っている人が、一歩会場から出たらだらしなく非常識な振る舞いをしているということもよくあります。
男性目線から見ても、女性が自分の好みの男性の前でばかりぶりっこをして、恋愛対象外の男性の前ではガサツな態度をとっているような様子はがっかりしてしまうことでしょう。
どうせ見てもらいたい人には見られていないからと自分では思っているつもりでも、案外そうした悪い態度というのは知らないうちに誰かに見られてあちこちに伝わっていくものです。
好かれるために好かれる行動をすると思っているうちはどうしてもそうした自分なりのオンオフが勝手にできてしまうので気をつけましょう。